就労継続支援B型

通常の事業所に雇用されることが困難な障害のある方に対し、生産活動など機会の提供、知識及び能力の向上のために必要な研修などを行うサービスを行っています。実務研修を通じ職業技能や自己管理能力を身に着けるように指導していきます。このサービスを通じて生産活動や就労に必要な知識や能力が高まった方は、就労継続支援(A型)や一般就労への移行を目指します。

サービスの内容

生産活動その他の活動の機会の提供をします(雇用契約は結びません)。
就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な研修や訓練をおこなっています。
送迎や福祉有償運送その他の必要な支援を行います。

訓練内容

パソコンを使用してホームページ作成、ワード、エクセル、イラストレーター、簡単なCADの操作指導をしていきます。

作業内容

パソコンを使用してインターネットショップ運営、データ入力、テープ起こし、ハガキ、封筒、プレゼン資料、チラシ、ポスター、トレース、図面作成、パソコン講師をしています。
パソコンを全く触ったことがない人でも大丈夫です。始めは少しずつ一緒に学びながら作業ができます。

対象者

一般企業等の雇用に結びつかない方や、一定年齢に達している方などであって、就労の機会等を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上や維持が期待される方。
具体的には次のような例が挙げられます。
就労経験がある方で、何らかの理由で一般企業に雇用されることが困難となった方。
年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった方。
指定特定相談支援事業者によるサービス等利用計画の作成の手続きを経たうえで、市区町村が利用の組み合わせの必要性を認めた方。

利用時間

午前10:00~午後4:00 昼休憩1時間 土日祝日休み
お試しに半日から利用をしてみたいという人も可能です。また、他の作業所を月、火曜日に利用して、当事業所を木、金曜日に利用したいなど、併用して利用することも可能です。

就労定着支援事業

アイ・コラボレーション伊賀を利用して一般就労へ移行した利用者で、就労伴う環境の変化により生活面で課題が生じている人に対し、雇用された企業や事業所などで就労の継続を図るため、企業・事業所や関係機関との連絡調整、雇用に伴い生じる日常生活、または社会生活上の各問題に関する相談、指導・助言などの支援を一定期間行います。
就労定着支援事業として
 法定雇用障がい者数増のためハローワークや就労移行支援等を利用し、一就労に移行する障がい者が増加するなかで、就労に伴う生活上の支援ニーズが多様化、増大することを踏まえ、就労に伴う生活面の課題に対応できるようにサービスを行っています。
具体的には、
① 雇用した企業・事業所・自治体、自宅などへの訪問や利用者の来所による月1回以上の相談を通じ、生活リズムや体調の管理や家計など、就労に伴い生じている生活面の課題を把握し利用者と一緒に解決策を考え指導や助言します。
② 就業先の担当者や障害福祉サービス事業者、医療機関などと連絡を取りながら課題解決に向け、指導・助言などの必要な支援を行います。
利用期間は最大3年間で、経過後は障がい者就業・生活支援センターなどへ引き継がれます。